月別アーカイブ: 2014年5月

AndroidアプリKSWEBを使ってWordPressサイトを構築

< ご注意 >
この投稿に記載している内容とは別に、Androidマシンをインターネット上に公開するためのネットワーク設定の知識が必要です。ネットワーク設定はハードウェアやソフトウェアのみならずプロバイダによっても異なります。申し訳ありませんが別のサイトなどで調べるなどしていただきますようお願いします。

< ステキなAndroidアプリ >
Google Playにステキなアプリがあります。KSWEBというアプリです。開発者様のページはここです。 アプリはこのページからダウンロードするかGoogle Playからインストール可能です。

< 必須スペック >
KSWEB公式サイトによると、Android device with OS version 2.3.3 or higher and ARM-based processor is requiredとの記載があります。私はauのかなり古い機種IS05で試しましたので、この記事はIS05での内容に即したものとなっています。ただ、KSWEB自体はほとんどのAndroidデバイスで実行可能かと思いますので、せひお持ちのAndroidマシンでお試しください。

< Google Playからのインストール >
( こちらはGoogle Playからのインストール手順です。 )
KSWEB – Google Playからインストールしてください。簡単ですが以上です。

< APKファイルからのインストール >
( こちらはAPKファイルからのインストール手順です。 )
APKファイルからインストールする場合、インストール前に「提供元不明のアプリ」のインストールを許可する必要があります。設定変更が済んだら http://kslabs.ru/download/ からKSWEBのAPKファイルをダウンロードしてください。.
allow_unknown_sources_ja

< WordPressのダウンロード >
Androidで直接ダウンロードする方法と、パソコンでダウンロードした後でAndroidマシンにアップロードする方法があります。私の場合はパソコンを使用しました。まず http://ja.wordpress.org/ からWordPressをダウンロードし、Androidマシンには AirDroid をインストールしておきます。パソコンのブラウザで http://web.airdroid.com/ を開くとファイルのアップ/ダウンロードを含め、Androidマシンとのさまざまな連携が可能ですので、WordPressのZIPファイルをAndroidに転送します。Androidマシンで直接ダウンロードされる場合は、Androidマシンに入っているブラウザで http://ja.wordpress.org/ からダウンロードするだけです。

< ZIPファイル解凍アプリをAndroidへインストール >
WordPressのZIPファイルをAndroid上で解凍しますので、Android用ZIP解凍アプリが必要です。私は AndroZip™ File Manager をインストールしましたが、他にも数えきれないほどのZIP解凍アプリがGoogle Playにはありますので、お好きなものをインストールしてください。

< ZIPファイルの解凍 >
私の場合はZIPファイル “wordpress-3.9.1-ja.zip” をSDカードのルートに置きました。解凍すると自動的に “wordpress” というディレクトリができました。
20140531-205341

< 機能の追加 >
[ TOOLS – WebFace – Start ] をタップして KSWEB Web Interface を有効化します。 さらに [ TOOLS – Main – phpMyAdmin ] をタップして phpMyAdmin を追加します。ただ、phpMyAdminはWordPress用のデータベースをMySQLに作成するために使うだけですので、知識のある方はPHPスクリプトでやってしまっても良いでしょう。
20140530-002435

< phpMyAdminでデータベース作成 >
Androidマシン自体で行う場合は http://localhost:8000/ にアクセスします。LAN内の別マシンから実施する場合は http://< AndroidのローカルIPアドレス >:8000/ にアクセスします。
phpMyAdmin_login
ユーザ名は root でパスワード無しでログインできます。私の場合、”wordpress” という名前のデータベースを作成しました。
phpMyAdmin_table

< lighttpdのWWW公開ディレクトリを変更 >
Androidマシン自体で行う場合は http://localhost:8003/ にアクセスします。LAN内の別マシンから実施する場合は http://< AndroidのローカルIPアドレス >:8003/ にアクセスします。これが KSWEB Web Interface の画面で、デフォルトではユーザ名・パスワードともに admin でログイン可能です。
KSWEB_Web_Interface
Server settingsをクリックするとlighttpdの設定ファイルが編集できます。
そこで次のような行をみつけてください。

server.document-root = “/mnt/sdcard/htdocs”

ここのパスをご自分のWordPress解凍先にしてください。
私の場合はこんな感じにしました。

#server.document-root = “/mnt/sdcard/htdocs”
server.document-root = “/mnt/sdcard/wordpress”

設定変更して保存したらlighttpdもしくはKSWEBを再起動してください。

< lighttpdのポート設定 >
デフォルトの設定は以下の通りです。
lighttpd_ports
変更したい場合は設定ファイルを編集してください。

< 寝たらイカン! >
基本的にAndroidスマホは放っておくとスリープしてしまいます。もし24時間稼働させたい場合はスリープしないようにしなくてはなりません。Google Playはそのようなアプリがいくつもあるようです。StayAwakeKeepScreenもしくはご自分でお好きなアプリを見つけてご使用ください。

< WordPress稼働 >
コレ以降の手順は一般的なWordPressのインストールと同じになるため割愛させていただきます。お好きなドメインなどに紐づけてインターネットに公開したりLAN内でテスト用にしたりと、省エネWordPressマシンをご活用ください。

nginxのリバースプロキシをRaspberry Piで使用

< インストール準備 >
このページの手順を進めるにはDebian wheezyのマシンが必要です。Raspberry Piに特化した内容ではありません。

< なぜRaspberry Piか >
リバースプロキシは単純な機能です。基本的には一般的なバソコンやサーバマシンにとっては軽すぎるタスクと思います。Raspberry Piはパワフルなマシンではありませんが、省エネかつ非常に安く、世界中の誰もが購入可能で、リバースプロキシには十分なマシンです。こういった理由から自分はRaspberry Piをリバースプロキシに使用しています。

< nginxのインストール >
以下のコマンドを実行してください。

apt-get install nginx

以上です。

< 設定ファイルの編集 >
標準設定ファイルを編集します。

nano /etc/nginx/sites-available/default

私の “/etc/nginx/sites-available/default” はこんな感じです。

server {
listen 80;
server_name mydomain.net;

location / {
proxy_pass http://127.0.0.1:8080;
}
}

この設定では “mydomain.net” へのアクセスを同Raspberry Pi内の8080番ポートへ転送しています。

< プロキシ設定ファイルの追加 >
プロキシ設定ファイルを追加します。

nano /etc/nginx/conf.d/proxy.conf

私の “/etc/nginx/conf.d/proxy.conf” はこんな感じです。

# Header
proxy_redirect off;
proxy_set_header Host $host;
proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
proxy_set_header X-Forwarded-Host $host;
proxy_set_header X-Forwarded-Server $host;
proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;

# Timeout
proxy_connect_timeout 60;
proxy_read_timeout 90;
proxy_send_timeout 60;

# Buffer
proxy_buffering on;
proxy_buffer_size 8k;
proxy_buffers 100 8k;

# Cache
proxy_cache_path /var/cache/nginx/mydomain.net levels=1:2 keys_zone=cache_$
proxy_temp_path /var/cache/nginx/temp;

proxy_cache_valid 200 2h;
proxy_cache_valid 302 2h;
proxy_cache_valid 301 4h;
proxy_cache_valid any 1m;

また、root権限でキャッシュディレクトリを作成します。

mkdir /var/cache/nginx

< nginxの開始 >

service nginx start

どうでしたでしょうか?簡単だったでしょうか?